※今回の手法は以下手法の改良版です。
【15分足】グランビルの法則 ~順張手法~
基本情報
取引スタイル:デイトレード
時間足:15分足(終値)
通貨ペア:ドル円,ユーロドル
使用テクニカル:単純移動平均(10日)
スローストキャスティング(%K:12, %D:3 Slow%D:3 (20%, 80%))
詳細
この手法はグランビルの法則の法則を元に15分足の移動平均とスローストキャスティングを使用する。
15分足の移動平均の移動平均だけでは騙しも多く無駄なエントリーが多発するため、スローストキャスティングを併用することでエントリータイミングを絞り込む。
エントリー、利確、損切りのタイミング
エントリーは以下の条件を全て満たす場合のみエントリーします。
- チャートと移動平均線が交差
- スローストキャスティングで過去1時間に(20%以下 or 80%以上で)ゴールデンクロスが発生した場合
利確は以下の条件を全て満たす場合に実施します。
- チャートと移動平均線が交差
- スローストキャスティングで過去1時間にエントリーと逆エリア(買いエントリーの場合:80%以上, 売りエントリーの場合:20%以下)でゴールデンクロスが発生した場合
例)買いエントリー
エントリーはチャートと移動平均の交差かつスローストキャスティングでの条件(20%以下でゴールデンクロス)を満たしたタイミングでエントリー
利確はチャートと移動平均の交差かつトスローストキャスティングでの条件(80%以上でゴールデンクロス)を満たしたタイミングで利確します。
例)売りエントリー
エントリーはチャートと移動平均の交差かつスローストキャスティングでの条件(80%以上でゴールデンクロス)を満たしたタイミングでエントリー
利確はチャートと移動平均の交差かつトスローストキャスティングでの条件(20%以下でゴールデンクロス)を満たしたタイミングで利確します。
エントリーと利確の間に何回かチャートと移動平均線が交差してます。改良前の手法(【15分足】グランビルの法則 ~順張手法~)ではこのタイミングでも取引してしまい、これが無駄なエントリーになっていました。
今回の手法ではチャートと移動平均線が交差してもスローストキャスティングでの条件(20%以下でゴールデンクロス)を満たしていないので利確は行いません。
損切りは以下の条件のどちらかで実施します。
- -10pips
- チャートと移動平均線が交差かつスローストキャスティングで過去1時間にエントリーと同じエリアで(買いエントリーの場合:20%以下, 売りエントリーの場合:80%以上)でゴールデンクロスが発生した場合
この手法で取れる利益は10pips〜30pipsなので、-10pipsぐらいが損切りラインとしては適切かと。
メリット/デメリット
メリット
無駄なエントリーを減らせる。
改良前の手法(【15分足】グランビルの法則 ~順張手法~)の手法で最大の損失発生相場であった、レンジ相場にも対応できるようになった。
スローストキャスティングを併用することで利確の幅も大きくなり、一回の取引あたり獲得利益が増えた。
デメリット
いくら移動平均線とチャートが交差してもスローストキャスティングの条件を満たしていない場合はエントリーしないので、時に大きなトレンドに乗れないことがある。
気をつけること
まずは、言うまでもなくルールを厳守すること。
損切り後、すぐにエントリーしたくなるが条件を満たすまでは絶対にエントリーしない。
ルールに従った結果の損失は受け入れる。
GBP/JPY(ポンド円)等のボラリティの高い通貨ではエントリーしないこと。
→-10pipsで損切り設定してるためボラリティの高い通貨だと、エントリー箇所が適切でもすぐに損切りされてしまう。
改善点
15分足レベルでボラリティが大きい場合、エントリーのタイミングが正しくても、ノイズの振れ幅で損切りラインの-10pipsに到達してまう。
上記パターンを筆頭に損切りラインが適切ではない気がしてきた。